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真野郷土史

浜自治会会長として

22_自主防災会の立ち上げのし方

出発からかかわっているわけでは

 自主防災会の設立は前年度におこなわれました。 これは自治連合が、 おそらく市からの要請をうけて各自治会で立ち上げるように言ってきたものと思います。 私はそれを引き継ぐ形で進めましたので、 その経過や内容に関しては、 すべてに納得しているわけではありません。 とくに、自治連合から日を指定して、 それまでに立ち上げるように指示をしてくる形式が気に入りません。 ピラミッドの頂点に市があり、 底辺に各自治会が並ぶという形式では、 いつも犠牲になるのは一般会員です。 会則も組織表も上から下りてきた気がしますがしかたありません。 私は決まった会則、 組織表を一部修正して総会にかけて、 活動計画と班編成から仕事を始めました。

自治会活動で本当にいいのか?

 自主防災会を自治会が管理していいのかという疑問が残ります。 なぜかというと、 災害が起これば自主防災会は自治会員、 非会員の区別なく援助しなくてはいけません。 しかし、普段の活動の中で、 非会員へ会員と同様のサー ビスはできません。 会員からは会費を集め、 いろいろな活動にも参加してもらっています。 そのような協力をなにもしていない人たちに自治会としては予算を使うことはできません。 ところが、自主防災会は立ち上げろと市や自治連合は言いますが、 それでは防災器材や非常食を備蓄するための資金援助はしてくれるのかというと一切ありません。 そこは自治会が自主的にしなさいという「自主」という言葉をうまく使い分けているだけで、 責任を地域に押し付けているだけのように思えます。 このことを忘れないようにして、 「自分たちのことは、自分たちで守る」 この精神で自主防災会を進めていきたいと思います。

組織は自治会活動に合わせる

 自主防災会は自治会で立ち上げるとなったので、 前会長が作った組織表を変更しました。 自治会活動で役員を何度も召集するのに、 自主防災会で別の役員となると会議ばかりで実際の活動に支障がでます。 そこで、活動班の班長に自治会の各委員を割り当てました。 何度も恐縮ですが、 自治会を自治体の都合のよい下部組織しないように自治会長は自覚することが 大切だと思います。 自治体の職員は給料をもらって活動されているのですから、 長を頂点に組織作りをされ、 その指示で動けばいいでしょう。 しかし、自治会は自治体から一銭もいただいていません。 余談ですが、以前自治体ら自治会長に補助金が出ていたという話しを聞きます。 その名残で、自治会長は自治体の意向にそって活動することが当たり前のように思っている(いた)人がいるようです。 自治会長は会員の利益のみを考えて活動しなければいけません。
活動計画(案)

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規約

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班編成のお願い

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