15_苦情の対応のし方
会員・非会員
苦情は大きく分けると、 道路や河川といった環境に対する苦情と非会員に対する苦情になります。 環境に関する苦情は関係機関へ連絡します。 たいていは支所を通して連絡することが多かったのですが、 本当は直接、各自で連絡してもらったら済むことですが、 なんでも会長に連絡が入ります。 非会員に対する苦情は根深いものがあります。 一番多いのはゴミ問題。 収集日でない日に出すとか袋からゴミが出ているとかいった内容がほとんどです。 ゴミは出すが掃除はしない。 その結果、何でも会員に負担がかかるといって、 どんどん、会員をやめていった組がありました。 現在、その組は会員数が3名にまで減少しました。 (2年後、全員が脱会しこの組はなくなりました。) 市はこのような住民間のトラブルには、いっさい働きかけはしません。 にもかかわらず、自治連合を通して非会員を減らしましょうと呼びかけてきます。 本末転倒の気がするのですが。 自治会員になっていても、 市から特別な援助もなく、 メリットは何1つありません。 非会員にも広報をくばってもらえないかとか、 ○○週間には参加してもらえないかとか、 負担ばかりを連絡しやすい自治会員に要求してきます。 その結果、 会員をやめる人は増えるばかりです。 せめて来年から始まる大型ゴミ有料化で、 自治会員になっている人には無料チケットの配布などのサービスでもしてくれたら、 多少は会員獲得もできるのですが、 そうでないのに会費まで払って仕事をしたいという人はいません。ゴミ問題
会員と非会員が半々でゴミを出す集積場で、 その隣家の方より苦情が入りました。 日は間違えるし、出したゴミ袋からゴミがこぼれ、 毎回掃除をするのは自分で大変だということです。 最初はゴミ箱の設置案で相談をしましたが、 結局設置場所の提供がなく、この案は消えました。 次に、この地域の組長さんに相談しましたところ、 定期的に集積場の清掃活動をしてみたらということで、 会員の方へは組長から、 非会員の方へは私の方からこの案を持ちかけました。 ほとんどの非会員の方からは、私はそこにゴミを出していないとか、 居留守を装われましたが2件だけ参加させてもらうという返事がいただけました。 現在もこの場所は掃除当番が実施されています。 (最近、この地域は道路の反対側にゴミ集積所ができ、そこに出しています。)けんかにならないように
いくら言っても聞いてもらえない場合が多いのですが、 会長が切れてしまったのではどうしょうもありません。 少なくとも、会員が非会員を批判するという形にならないように気を配るのが会長の役目だと思われます。 自主防災の組織を立ち上げる際、 近所の非会員で寝たきりの老人や、 介護の必要なかたはおられませんかと問いかけましたら、 かなりくわしい情報が寄せられた組もありました。 現実に一人暮らしのお年寄りの場合、 もし会員になったとしても、 会費を払ったり活動に参加するということが困難な方もいらっしゃいます。 このような方になりかわって、市や県が会費を納めてくれれば、 もっと自治会としても協力できるのですが財政的な補助なしでは難しい問題です。要望書

