23_総会(年度始め)
一番大切な会
自治会活動で一番大切な会が総会です。 ここで事業計画案・予算案が可決されないと、 活動が開始できません。 そのためには、事業計画案・予算案をしっかり立てておかないと、 総会が荒れてしまいます。 皆さんこの会の重要性はご存知ですから、 最後は可決されるものと高をくくっていると、 御情けで承認された活動になってしまいます。 私は性格的にみて、このような状況は我慢できませんので、 下準備は十分したつもりです。 決め手は、どんな質問がでても答える準備ができているかどうかです。 つまり会長になる4年間にどれだけの知識を得たかです。 国会答弁の大臣のように、官僚を当てにしているような知識では自治会の運営はできません。議案書作成
まず新三役会までに事業計画案・予算案を作成する必要があります。 今ではすべてコンピュータで原稿を作成しますので、 あとはこれに修正を加えていくだけです。 ここで、副会長と会計の意見を聞き今年度の活動方針を理解してもらいます。 一番の協力者ですから、もし彼らから反対意見が出たら納得のいく修正案を作らなくてはいけません。 ごり押しは禁物です。 次に、新役員会で修正した事業計画案・予算案の検討をしてもらいます。 人数が多くなれば、当然違った意見も出てきますので、 ここでは大きな修正はしません。 意見があれば彼らが会長になった時点で実行できることもあるので、 三役会の結果を尊重して協力を求める姿勢で話を進めます。 当自治会では出来上がった議案書を、 組長さんを通して会員さんに配布してもらいます。 組長さんには名簿上の間違いを確認してもらう程度で、内容についての意見は聞きません。総会のながれ
資料参照。 全体の進行は副会長が行いますが、 議事進行にに関しては議長を選出してもらいます。 これもたいてい「執行部一任」の声がかかりますので、 当日出席される方から依頼をしておかなければいけません。 前年度の事業報告と決算報告が先に行われますが、 三役引継ぎ会で前会長とは打ち合わせをしておかないと、 本年度の事業計画に影響する場合もあります。 例えば、前年度予算の執行がされなかった項目があった場合、 本年度も予算に組み入れてあると、 「使わなかった項目を、なぜ今年も予算化したのか」という質問が必ず出ます。議決
事業計画(案)と予算書(案)が承認されないと活動ができません。 まず、出席者及び委任状で過半数に達しないと総会が成立しません。 当自治会の過半数は約90人ですが、 出席者は約30人前後です。 あと60人以上の委任状が提出されていないと大変なことになります。 議決は拍手で議長が決定します。 国会のように与党・野党と分かれているわけではありませんから、 議論の後では拍手で十分だと思います。 ただ、これまでの例では事業計画や予算の意見より、 市や県に対する要望が出されることが多く、 当自治会では数年来、自治会館新設の補助金を要望する意見が毎回出ます。 そのつど以前「ふれあいセンター」設立で補助金を出したので2度目はないという回答をもらっていますが、 それをまた蒸し返す人が必ずいます。 こんな無駄な議論は個人的にはやめたいのですが、 それが通るかもしれないと本気で思っている人がいるかぎり、 一応聞く柔軟さも必要です。総会


