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真野郷土史

浜自治会会長として

31_総会(年度末)

役員選挙

 この年度末に行われる総会のメインは次期会長の選出です。 その他に任期満了に伴う役員選挙と続きます。 一応、現副会長が選ばれるだろうと、皆さんは予想されており、 そのように投票されているようですが、 こればかりはわかりません。 会長としてはあらゆる場合を想定して、 準備はしておきます。 委任状が多数にのぼりますが、 役員に選出されたら拒否できない建前になっています。 ところが今回、ある委員に選出された方が「いやです。無理にといわれるなら会員を止めます。」という返事でした。 この方は委任状も出しておられ、 筋の通らない話でしたが、 あまり 無理強いしてもしかたがないので、 役員会にはかり『脱会届』を作成して提出してもらうようにお願いしました。 その後、この方からは全く連絡がなく会員名簿からははずして、 次期会長に引継ぎをしたのですが、 結局あとで「役員やってるで」と新会長より連絡を受けました。 この方は次の年度で脱会されました。

懇親会

 総会が終わりますと、懇親会があります。 当自治会は伝統的に鶏のすき焼き(こちらでは「かしわのすき焼き」といいます)で親睦をはかります。 新しく会員になられた方の参加は少なく、 「飲み食いに予算を使うな」といって、 かつて会員を止められた方もおられますが、 逆にこのような親睦会がなくなったら、 旧の会員さんで止めていく方が増えていくと思われます。 この地域は、昔はほとんどの方が農業をやっておられ、 農繁期はみんなで助け合ったり、 夕飯を代表の方が公民館で作り、 各家庭はそれをとりに行って食べたものです。 一緒に飲み食いすることが住民のつながりを強固にする術なのです。 新旧の会員をかかえる当自治会の最大の問題点です。
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