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真野郷土史

浜自治会会長として

2_事業計画の立て方

まえがき

 わたしは事業計画を立てるときに、次の2点に注意しました。
 ① 前年度の活動の反省点をふまえること
 ② 予算内に収まること
前年度と全く同じ活動計画で満足される方もおられるでしょうが、 私は性格的にそれはできません。 大事な時間を使うわけですから、 自分自身がまず満足できる計画を立てることにしました。 ①、②の注意点をふまえながら、 自分の独自性が発揮できるのは何か考えました。 私は5年間自治会役員を務めました。 当自治会では、最後の3年間は3役といって、 会計・副会長・会長と順に受け持つのが普通です。 (会長は選挙で選ばれますので、必ずなるとは限りませんが)そこで、 いずれ回ってくるだろう会長の仕事で、 やりたいことは何か、 そのための準備はどんなことが必要かと、 3年前からそれとなく根回しもしてきました。 もちろん、急にこれまでと違った事をすると、 会員の方がどぎまぎします。 個人的な活動ではないのでその点は注意をしました。

事業計画表

 前年度まで使われていた事業計画表は、 私にとって使いにくかったため、 スケジュール表形式に変更しました。(資料参照) ご覧いただけると分かると思いますが、 変更や記録をすべてこのスケジュール表に加筆して保存する為です。 エクセルでも良かったのですが、 最後に資料として保存する場合、 Wordの方が他の資料と統一しやすいのでそのようになっています。 そのこととも関係しますが、 その他の資料もすべてA4の大きさに統一しています。(一部例外あり) 例えば、「議案書」「案内書」「自治会だより」「議事録」、すべてです。 次に、確実な行事から日程を書き込んでいきます。 当自治会では、総会・夏まつり・敬老祝賀会などです。 次に、日程は未確定だが必ず実施する行事を、 そのあたりの日程に仮に記入します。 こんなときコンピュータは楽です。 すぐに修正できます。 だいたい10前後の行事が入ります。 次に役員会、役員組長会の日程ですが、 私の日程を最優先させていただきました。 たいていサラリーマンの方は土曜日の夜が都合がよいようですが、 私には土曜日の夜は仕事があります。 なんとか都合が付けられるのは、 日曜日の夜です。 会長が出席しないと話しになりませんので、 ここは役員の方に100歩ゆずっていただきました。 考えられる予定を全て記入し、 三役会、役員会で了承をもらい、 最後に4月の総会で会員のみなさんの承認を受けます。 結果として、諸事情で多少の変更はありましたが、 ほぼ皆さんにご迷惑をかけずに事業を完了できました。 天候にも恵まれました。 意外と私は「晴れ男」で、 これまでも雨で行事が中止になった記憶がありません。 しかし、舞台裏の話をしますと、 雨で予定通り実行できない場合の代案は必ず作っておきました。 いざというときの決断は早くしないと、 「うわさ」が一人歩きし、 収拾がつかなくなります。
事業計画表

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