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歴史資料から見た真野

その他

浜村の葬式
 川中氏より頂いた「真野の民俗(大阪教育大学民俗学研究会編)」のコピーに葬墓制について記載があったが、 浜村について私の曾祖父の葬儀記録と並べて紹介する。なぜかというと、 この冊子を作る際に話しを聞いたという浜村の人間が3名だという点にある。
 父の葬儀の時、親戚の方々に集まってもらい葬儀の段取りについて聞いたところ、 「宗彦(父の名前)がこんなことは一番よく知っていたのに」という発言を皮きりに、 次から次へと話しが出るか、結局なにも決まらず私に丸投げされた。 皆、記憶を頼りに話しをするが自信がないのである。
浜村の葬列
 冊子には①先松明②花輪③生花④果物かご⑤金蓮花⑥銀蓮花⑦電気入り蓮花⑧提灯⑨樒⑩盛物⑪三具足⑫提灯持ち⑬導師⑭輿となっている。(昭和51年の3名の方の記憶)
 次に示すのは曾祖父の大正6年5月11日の葬儀記録である。
浄土真宗なので法名の前に釋がつく
冊子に「山飾は墓でのかざりつけ。山帳は他所からの参列者記録」とある。
野帳は曾祖母では山帳と同じことが書かれている
山荘は曾祖母のところでは山飾となっている
ここからは香典・買い物記録
ここからは山帳
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